今日もたっくんに溺愛されちゃっています。〜結婚生活編〜
「わぁ…かっこいい…」
「そう、かな」
人々の叫び声が谺する絶叫マシーンと違い、ここは優しいメロディーが心地よく響いて、穏やかな雰囲気が漂っている。
この場所で、白いお馬さんに跨ったたっくんは、正に白馬に乗った王子様のようで…
「本物の王子様みたい…」
隣のピンクのお馬さんに跨っている私は、あまりのかっこよさに見惚れてしまい、そんなことを呟いてしまった。
「あっくんとメリーゴーランド乗るとき、たっくんいつも撮影係してくれるから乗れないもんね。今日は一緒に乗れて嬉しいな」
「ハハ…」
音楽に合わせてメリーゴーランドが上下に動けば、たっくんの栗色の髪の毛もサラリと靡いて。もう、王子様なんかより何倍もかっこいいその姿をしっかりと目に焼き付けた。
でも…うーん。見てるだけじゃ、なにか物足りない。