10年後にまた返事を聞きに来て。
数日後。

俺が帰ろうとしていたら、下駄箱のところで香帆ちゃんを発見。

「……! あっ、香帆ちゃん!」

周りに誰もいないし……話すなら今だ。

そう思った俺は、足早に香帆ちゃんの近くに駆け寄った。

「香帆ちゃん……ちょっといいかな?」

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