恋人未満のこじらせ愛
ふと見上げた石見君の顔は、本当に嬉しそうに口元が緩んでいる。
何かやっぱり、そういうところが可愛いなと思ってしまう。
ビルの出口を出ると、すぐそこがJRの改札だ。
「では送りますよ?改札まで」
石見君は改札方向を向いて促す。
このまま帰ってしまおうか。
そう思ったけれど…課長、いや智也さんの顔が頭をかすめる。
あの人はきっと待っている。
待っているから……放っておけないんだ。
行かなければ。
「いやいや!奢ってくれたし私が地下鉄まで送るから!」
「そんな…」
「これぐらいはさせて!ね?」
無理矢理押し切る形で、私はそこの地下鉄の入り口まで数十メートル歩く。
さすがに石見君も諦めてくれたようで、私の後ろを着いてきた。
「では明日、楽しみにしてます。連絡しますね」
手を振りながら、エスカレーターに吸い込まれていく姿を見送る。
私も見えなくなるまで手を振った。
何かやっぱり、そういうところが可愛いなと思ってしまう。
ビルの出口を出ると、すぐそこがJRの改札だ。
「では送りますよ?改札まで」
石見君は改札方向を向いて促す。
このまま帰ってしまおうか。
そう思ったけれど…課長、いや智也さんの顔が頭をかすめる。
あの人はきっと待っている。
待っているから……放っておけないんだ。
行かなければ。
「いやいや!奢ってくれたし私が地下鉄まで送るから!」
「そんな…」
「これぐらいはさせて!ね?」
無理矢理押し切る形で、私はそこの地下鉄の入り口まで数十メートル歩く。
さすがに石見君も諦めてくれたようで、私の後ろを着いてきた。
「では明日、楽しみにしてます。連絡しますね」
手を振りながら、エスカレーターに吸い込まれていく姿を見送る。
私も見えなくなるまで手を振った。