社宅は社長の家の2階でした【佳作受賞】
祝賀会の最後、修努はお礼の挨拶に立った。
「皆様のお陰で…
………………
ありがとうございます。」
とありきたりな挨拶をした後、修努は、言った。
「わたくし事ではありますが、この度、そこに
控えております佐倉のどかさんと結婚する事に
なりました。
未熟な2人ですが、我が社同様、あたたかく
見守っていただけると幸いです。」
会場に祝福の拍手が、響き渡った。
こんなところで発表するなんて、聞いてない!!
祝賀会は終了したけれど、社員は片付けなど後始末がある。
その間、私は質問攻めにあった。
「佐倉さん、いつから社長と付き合ってたん
ですか?」
「馴れ初めは?」
などなど。
私は、恥ずかしいから、『また今度』と言ってごまかした。
「皆様のお陰で…
………………
ありがとうございます。」
とありきたりな挨拶をした後、修努は、言った。
「わたくし事ではありますが、この度、そこに
控えております佐倉のどかさんと結婚する事に
なりました。
未熟な2人ですが、我が社同様、あたたかく
見守っていただけると幸いです。」
会場に祝福の拍手が、響き渡った。
こんなところで発表するなんて、聞いてない!!
祝賀会は終了したけれど、社員は片付けなど後始末がある。
その間、私は質問攻めにあった。
「佐倉さん、いつから社長と付き合ってたん
ですか?」
「馴れ初めは?」
などなど。
私は、恥ずかしいから、『また今度』と言ってごまかした。