社宅は社長の家の2階でした【佳作受賞】
ふふっ
前は、この腹筋に触ってみたかったんだよね。

私は、またいたずら心が芽生え、修努の腹筋から胸筋にかけて撫で上げる。

「うわっ」

修努は、くすぐったかったのか、声をあげて身をよじった。

「ふふっ
修努、Tシャツ着るよ。」

私が頭から被せようすると、

「いらない。」

とTシャツを取り上げて、放り投げた。

「修努?」

アルコールが回って、暑いのかな?

修努はベルトを自分で外そうとカチャカチャとしている。

「はいはい。修努、手、退けて。」

私は修努のベルトを外してあげた。

ズボンを脱ぎ、パンツ一枚になった修努が立ち上がったので、

ま、いいか。このまま寝かしちゃおう。

と思って、布団をめくって、修努を寝かそうしたが、修努は私を離してくれなかった。
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