社宅は社長の家の2階でした【佳作受賞】
そのまま一緒にベッドに倒れこんでしまうと、修努は私の上に覆い被さってきた。

「修努? 酔ってたんじゃないの?」

「のどかが煽るから。」

「へ?」

「のどかだけが俺の体を撫で回すのは、
ずるいだろ?」

あ、さっきの腹筋…

「あれは、撫で回すって程の事じゃ… 」

修努は、そのまま唇を押し付けてきた。

すぐに舌が私の唇を分け入ってくる。

ん…
修努、お酒くさい…

でも、やっぱり修努のキス、気持ちいい。


その後は、修努の望むままに愛され、果てて、眠りについた。



5時半。

私はシャワーを浴びようとしたが、修努にしっかり抱きしめられていて、動けない。
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