別のお話。

「じゃあまたね。

誕生日まであと何日もないんだからちゃんと考えといてよ」

「分かったよ」

「春人くん、またね」

「はい、また」

「春ー!ちゃんと考えといてよー」

先輩に手を引かれながら大きな声で念を押して、凪と先輩はあっという間に人混みの中に紛れて見えなくなった。
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