青い鳥
「律のエッチ。でもそっちの方が好きだけど」

彼から再び流れ出す甘い空気。

「あれから魘されてないから安心してる」

「……貴方のお陰」

私はそう言って彼の首に腕を回す。


貴方に抱かれて眠っていると悪夢を見ないの。

心が落ち着くの。

悪夢から解き放たれたくて貴方に抱かれたら、本当に私を解放してくれた。


「律、もう訊かないって言ったけど……」

すると突然彼には珍しい渋ったような口調に。

「何?」

「男嫌いになった犯人、突き止めないか?電気を点けっぱなしにして寝てるのも関係してるだろ」

心臓がドクンと大きく飛び跳ねる。
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