臆病な背中で恋をした ~2
明日は休みだからって。亮ちゃんはバスルームでもベッドでも、わたしをいつもより執拗に追い詰めて。真っ白になりそうな意識の中、色んなことを誓わされた気がする。亮ちゃんだけ、って言葉を何回も口走ったような。


別れ際も、何だかまだわたしを離したくなさそうで。

「明里のこととなると俺も焼きが回るな」

苦そうに笑みを浮かべてた。





それからきっかり3日後。津田さんからラインが来た。



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