モウイチド
シュンカン
ナオと初めて会ったのは8月の終わりだった。
前からナオの存在は知ってて 何度も会ってみたいと思って連絡をやりとりしてた。当時ナオは居酒屋さんで働いてて ある日「飲みに来なよ」と言われた。とても嬉しくて部屋でバタバタ騒いでたのを今でも覚えてる。本当に嬉しくて 早速返信をし 着ていく服を鏡の前でせっせか選び始めた。

ナオに初めて会えるのが楽しみすぎて 当日まで毎日顔がニヤけていて 「気持ち悪い」とよく言われた。
毎日 髪型服メイク……何をどんな風にしようかなって悩むのが楽しくて仕方なかった。
高校卒業して2年経ってもまともにメイクやオシャレができなかった頃でセンスなんて皆無のお子様センス!って感じで両親にもよく笑われてた。
知識もあまりないまま ナオに会う当日……

その日はなかなか寝れなかったのを覚えてる。緊張とドキドキで目が冴えてしまった。
仕事中でもナオのことばっかり!!
やっぱり実物はもっとかっこいいのかな~
でも彼女とかいそうだなって思ってちょっと行くのやめようかなって思ったりした。
< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

落し物シンデレラ

総文字数/1,024

恋愛(オフィスラブ)2ページ

表紙を見る
私に翼を

総文字数/1,388

恋愛(その他)2ページ

表紙を見る
ずっと。

総文字数/0

恋愛(実話)0ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop