チャラめ男子と鈍感女子
「...何これ」
ショー一部の最前列に、何故か生徒会スペースと書かれた囲いがしてある。
そこには俺とショーに出るエミリー以外がもう座っていた。
これは...もう職権乱用に近いような...?
「片瀬。お前今、失礼なこと考えなかったか?」
鋭いナッキーの眼光が俺に突き刺さる。
「ま、まさか! なーんにも思ってないし!」
全力で否定するも疑惑の視線は消えない。
俺はなるべくナッキーの方へ向かないように、空いている席へと鎮座した。