天狐の守護


「あの、どうして私にそんな力があるって分かったんですか?」




「うーん、どうしてって言われても説明しづらいな。簡単に言えば、そういう眼を持っているからかな」



そういう眼?どういう事だろう…。



心の中で疑問に思っていると、それが伝わったのか話を続けてくれた。



「相手の持ってる力、妖力の強さ、全てが分かるんだよ。」



そうなんだ、と頷くと縁坊は翼を広げ始めた。



「俺は魏扇の親友として助言しに来ただけだからそろそろ失敬するよ。隠り世に来る時はいつでも言ってよね。じゃあね」


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