天狐の守護


潤陽を部屋に運ぼうと起き上がろうとした時、ギュウウと尻尾が締め付けられた。



潤陽が魏扇の尻尾を抱き枕のようにして寝ている。


魏扇の4本の尻尾の中の一つは潤陽の抱き枕に。


残りの3本は掛け布団の様に潤陽の体を包み込んでいた。



昔と変わらない色気のないその寝顔と子供っぽさに笑みが溢れた。



気付けばもうこんなに早く成長したのかとつい最近思っていたが、中身はまだまだ子供な様だ。


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