俺が好きって認めれば?【完】
「あっ、そうだった…」





1人で喜んでいたことに恥ずかしくなり、頬をほんのり赤くさせ、静かに席に座り直す。





「恵那がどんだけ下手クソでも、俺が全部カバーしてやるよ」





「恭哉君…」





なんか、不思議だなぁ。


恭哉君がそう言うと、本当に不思議と安心する。





…もしかして、落ち込む私を見て、恭哉君なりに励まそうとしてくれたのかな?





やっぱり恭哉君は…





「まっ、俺の足を引っ張らないよう精々頑張るんだな。って、あぁもう、足引っ張ってたか」





と、雰囲気ぶち壊しの嫌味を言い放ったのだった。





「ちょっ、なにその嫌味!もうちょっと、優しく文句言えないわけ!?」
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