【2025.番外編&全編再掲載】甘い罠に溺れたら
ファミレスで食事をして、22時前に家についてスマホをポンとカバンから出した。
今まで見ていなかった画面に、メッセージが来ていたことがわかり、何も考えずその画面を開いた。
【ただいま。名古屋からの出張から帰った】
部長からのメッセージにわたしの動きが止まる。
知ってるよ……。帰ってきてるの。
責める権利も、部長があの人といることをとがめる権利も全くないのは解っていても、心が平静ではいられずざわついた。
あの人と一緒にいたのに、このメッセージを送ってきたという事が、更に私に追い打ちをかけた。
どうして構うの?ほっておいてよ……。
好き……
小さく声を出しながら、返信メールにその言葉を打ち込む。
送信できるわけもなく、文字を消すと私は携帯の音を切った。
ポタポタと涙が落ちて、カーペットがシミになっていくのを、ただ私はみていた。
今も昔も結局泣かされるのは、あの人だけ。その事実が重く苦しく私の心を支配していく。
今まで見ていなかった画面に、メッセージが来ていたことがわかり、何も考えずその画面を開いた。
【ただいま。名古屋からの出張から帰った】
部長からのメッセージにわたしの動きが止まる。
知ってるよ……。帰ってきてるの。
責める権利も、部長があの人といることをとがめる権利も全くないのは解っていても、心が平静ではいられずざわついた。
あの人と一緒にいたのに、このメッセージを送ってきたという事が、更に私に追い打ちをかけた。
どうして構うの?ほっておいてよ……。
好き……
小さく声を出しながら、返信メールにその言葉を打ち込む。
送信できるわけもなく、文字を消すと私は携帯の音を切った。
ポタポタと涙が落ちて、カーペットがシミになっていくのを、ただ私はみていた。
今も昔も結局泣かされるのは、あの人だけ。その事実が重く苦しく私の心を支配していく。