主任、それは ハンソク です!

 もう、だから食べるかしゃべるか、どっちかにしてくださいってば。

「もうすでに決まってたりするのね、ある程度。そんで、あんたみたいのは、まぁ、なに? リップサービス、的な?」

 それは重々解ってるんです。解ってるんですけども。

「でも、しょうがないじゃないですか。清州産業側から直々の命令ですから」

 イライラがちょっとだけ言葉尻に出てしまった。さすがに何かを察したのか、先輩は苦笑いしながら明後日の方向を向く。

「あー、そういえばー、得野ちゃんで思い出したっ」

 まるで今までの話をリセットするような大声を上げると、久住先輩は、なぜかちょっとだけ身を乗り出して声を潜める。

「ねーねー、あんたお見合いするって、ホント?」

 は?

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