純情公爵の初恋
プロローグ
「そとのせかいはどうなっているの?」
森の中でちょこんと座って話す少女と少年が居た。
「森の外は色々なもので溢れているんだ! 」
聞かれた事を誇れしげに話す少年の目はキラキラと光り、森全体が2人の可愛らしい話に耳を傾け微笑ましく見守っていた。
神域である神月の森で美しくあどけない2人の姿は天使と言われても疑わないほど清らかだったー
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