不器用な彼女
「じゃあ、残業多くてプライベートが無いとか、疲れたとかが理由で辞めたいのか?」

「そんな事考えた事ありません!」




二人共沈黙。



「じゃあ、あの“大っ嫌い”ってのは…何だったんだ?」

「それは…」





ピンポーーーーン♪ピンポン、ピンポン、ピンポン、ピンポン、ピンポーーーーン♪


尚美だ!忘れてた!


詩織が玄関に向かおうと立ち上がる。正座なんてしていたから少し足が痺れていて素早く動けない。

「詩織〜来たよ〜♪ 玄関鍵開いてるし〜」なんて尚美はペタペタと廊下を歩いてこっちに来るし!
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