どっちが夢、、、?
何を意味して、、、?
「おはよう、あや」




「、、、っあ」




「え?
どーしたの?」






「、、、いや。
なんでもない、おはよう」





びっくりした





一瞬だったけど





お母さんが、





あいつに見えた





小学校の時と





同じ





あの顔の




まさかね




お母さんが




あいつのわけないのに




でも、すごく怖かった

















「い、いってきます」





「はいよー!」




どうしよう






顔がまともに見れない





逃げるようにして






私は家をあとにした





「大丈夫?あや」




「っえ?」





「さっきっからぼーっとしてるし。
なんか今日顔色悪いよ?」





「あ、あぁ!
大丈夫!心配しないで!なこ
ありがとー」





「そう、、、?」






「うん」





「ならいいけど、、、」





「大丈夫だって!
じゃあ、またね!」




「うん、、、」














そうして私は自分の席につく





「おはよう」





「おはよう。
金川くん」













なんか金川くんから





視線を感じる





なんだろう、、、





「えっと、、、




私の顔になんかついてる?」





「、、、いや
なんでもない」





「?」





気のせいかな




キーンコーンカーンコーン





「悪いが今日は自習だ!」




ラッキー!





ゆっくり寝れる!





「、、、ねぇ、高野さん」





「うん?」





「今日もまた寝るの?」




「え?」





「、、、いや、
やっぱりなんでもない






おやすみ」





「お、おやすみ」




初めておやすみなんて言われた





何かあったのかな





---------------------------------------------------




「ぐっ、、、!」




体が止まった




動かない!




どうしよう!




「 高野さん、、、」




!?






あの声!




私は目をこらす












え?






そこに居たのは





金川くんだった





周りは真っ暗なのに





金川くんだけ





ハッキリ見えた





「、、、早く!




にげて!」




そうじゃないとあいつが、、、!






「高野さん」




金川くんはまた私の名前を呼んだ





「はやく!




逃げなきゃ!」




「逃げないで。



高野さん」





「どうして!?




早く!」





あいつが






あいつが




ついてくるから!





「落ち着いて聞いて



高野さん」





「え?」





「今から
大事な話をするからー、、、」






---------------------------------------------------




「、、、っ!」




大事な話、、、





ちらりと横を見る




「あ、起きた?」




「うん」




「おはよ」




「お、おはよう、、、?」





「なんで疑問形?笑」





「え、あ、いや、、、



滅多に言わないから」





「そっか」





そう言って





はにかむ金川くん






別になんか理由が





あるわけではなさそう





そもそもあれは夢だし





気にしない、気にしない!





でも、





なんで私の夢に





金川くんが





出てきたんだろう、、、?





そんで、





なんで





今朝の夢の続きだったのかな





この時の私は





まだ分からなかった、、、











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