いってらっしゃい

変えなきゃ。

お父さんとの関係を。

「お、お父さん!」

何年ぶりだろう。

そう呼んだのは。

お父さんは驚いた顔して振り返った。

「いってらっしゃい…!」

さらに驚いて目を見開いたお父さんを、ドキドキしながら見つめた。

急にこんなこと言って、おかしかったかな?

でも、お父さんはすぐ笑顔になって



「いってきます」



お母さん。

見てますか?

私、お父さんとの生活楽しんでみるよ。

お母さんが笑ってくれるようにね。

だから見守ってて。
< 8 / 8 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

君が眠る時には
YUーKI/著

総文字数/59,403

恋愛(純愛)187ページ

表紙を見る
闇夜に消えて
YUーKI/著

総文字数/14,290

恋愛(純愛)52ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop