2570 ー男子高校生とOLー

作戦名

『お昼ご飯を急かす』



リクちゃんはキョトンとして「う、うん」と頷くが、男たちが腕をしっかりと掴んで離さない


大柄で、焼けた肌は筋肉質で、力を入れられたら振り解くことはできないだろう



彼らは値踏みするようにジロリと私たちを見た


「お姉さんたちも一緒に遊ぶ?」


「なになに女の子たちから来てくれんのー?」



下がれババアと言われなかったことに安堵してしまう自分に喝を入れ、私は首を振る


「遊ばないわ。他にも連れてきた子達がいるから。ごめんなさい、今からお昼ご飯にするから、その子連れてっちゃうけど」



男たちの顔が急に曇り、私たちへの興味を一斉に無くす



「えーでもこの子は俺らと遊びたいって。お姉さんたち帰ってどーぞ?」



こういう男たちは、いつ


何がきっかけでキレるか分からない



お願いリクちゃん

あなたからこっちに来て


そう願う私の横で、仁香がリクちゃんに細くて白い手を伸ばす
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