花言葉
Prrr…

バスの車内を沈黙が支配する中、それを破るように電話の音が鳴り響いた。

「ごめん、僕の」

神崎にそう告げ電話に出る。

「もしもし?」

『アラン?まだ来ないの?名倉に相手してもらえなくて佐藤が寂しそうだから来てあげて』

「えー、佐藤のお守りをしろって?」

『どうせ休憩なんてすぐ終わるじゃん』

「はいはい」

『お土産コーナーにいるから』

「了解」


電話を切ったアランは神崎を一瞥して

「じゃあ僕行くから。お前が何しようが関係ないけど雪花を傷つけるのは許さない」

「…」

それだけ言うとアランはさっさとバスを出ていった。

(…この2泊3日で決着をつける。必ず)
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