Deal×Love After
つい今しがた聞いた高い声。


私は咄嗟に柱の陰に隠れる。
そしてバレないようにこっそり柱から顔を出して覗く。


白色の肌に長い髪。

その容姿を更に際立たせている白い清楚なワンピース。


彼女は居た。

しかも目の前には海さん。


今、私が飛び出したら彼女を煽らせてしまうかもしれない。

警察に頼ろう!


私は慌てて携帯を取り出して110番。
彼女に見つかったら何をするか分からないので、こっそりと電話を掛ける。

携帯を握る手は変に汗ばんでいる。


「椿を押したの、君の仕業?」

「そうよ」

あっさりと認めた声に恐怖が這い上がる。
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