Deal×Love After
診断は風邪。

ひさ子さんにはお休みしてもらった。
私の風邪が移ってしまうといけないから。

「帰ったら椿は寝ててね。お粥作るよ」と海さんに言われた通り、家に帰ると私はパジャマに着替えて布団に潜った。

身体は節々が痛いし、ずっと気だるいから、海さんに気を遣う余裕も無いだけだけれど。

暫くベッドで横になっていると海さんがお粥を作ってきてくれた。


「あーんして欲しい?してあげるよ?」

「大丈夫です!」

風邪の時まで私をドキドキさせてくる海さん。


「あの時のカエルアンコウ、ずっと椿と寝てたの?」

海さんが私の隣で寝ている真っ赤なカエルアンコウを見て言った。

海さんに初めてもらったプレゼント。
私の宝物だ。

「はい、そうです」

「俺よりも椿の寝顔を知ってるなんて妬けるね」

と拗ねた顔で溢す海さん。


私はどう反応したら良いのでしょう。
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