SOG&MJK☆〈完〉
「どうですか?
虐めを受けた初日は。」
「…それを聞きにきたの?」
「そうですけど?」
うっわ。悪趣味だな…。
特に感想なんてないけど…さ?
「これが…真咲のやり方?」
「何が?勝手に怒ってるだけじゃん。」
「メールとかね?
女子たちにばらまいたでしょ?」
「まあ、それは。
眸を奪うためのね。」
「ほんとにさ、目的はそれだけ?」
「…は?」
言ってやろうじゃん。
どうにもなんないかもだけど。
「幼稚園とか、小学校とか。
あたしに見向きもしなかったくせに。」
「それは…まだ意識してないみたいな」
「へえ。小さい頃から
女好きだった人が…よく言えるね。」
「眸…何か変わったな」
変わった…?
あたしはいつも通りだけど?
「真咲にはいっつもこういう態度だけど?」
「なんつーか…
M体質とは思えない」
「…なっ!!」