SOG&MJK☆〈完〉

真咲はずっと俯いたまま。


どんな顔をしているのかは…分からない。



「残念だけど…



　お前は眸をちゃんと分かってないな」



「…っ!!」



「幼馴染なのにな。
　後から逢った俺の方が分かってるし」



隼はずっと微笑んでる。



その笑顔はまるで…


あたしの…神様のような。



守ってくれてる…。


　約束破らないで…守ってくれてる。



「ちっ…

　あのメールはガセだって


　
　　言ってやるよ。」



「え?本当に?」



真咲は確かに今…言ったよね?


メールは嘘だって…。



　これでもう…



「でも。


　同棲の事はこのまま。



　　　俺は、諦める気はない。」