SOG&MJK☆〈完〉


「どうって…付き合ってるけど?」


「へぇー………えぇ!?」


つつつ、付き合ってる!?

付き合うって…デートしたりするやつ!?



「え!?何!?いつの間にそんな関係になった訳!?」

「んー、1週間くらい前?」

「はあ!?何で言ってくれなかったの!?」

「だって、眸の話の方が優先だし?」


淡々と平然に離す來名。


あたしの方が優先って…

 
 別にそこまで優先でもないでしょ!


「どっちから告ったの!?
 デートした!?キスは!?」

「あーもう!眸騒ぎすぎ!」


その言葉でふと我に返った。

「あ…、ご、ごめん」


だって、あまりにも急だから…



「…よく聞いてね?」


「…へ?」


「告ったのはあたしから。
 キスは…竜から」


りゅ、竜…?


「りゅ、竜って…」

「常葉くんの下の名前だけど?」


「……えぇ!?」


ちょちょ!竜って!!


「もう下の名前で呼び合ってんの!?」


「眸たちだってそうじゃん?」

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