私は年下彼氏のヒモウーマン『完』
「ここ……?このマンション?」
私は、指をさして確認した。


「うん、そうだよ。気に入ってくれるといいけどな。」


「あ、う、うん。素敵だね。」




えーまさか…ありえないよ。
ここは、私がよく知ってるマンションだ。
間取りもわかってる。


だってーだってー
ここは、元彼のマンションだよ。
ねぇークマちゃん、どうしよう?

言うべきか言わずにいるべきなのか?

私はすごく迷った…
元彼とは、あまりよい別れ方をしていない。
正直、会ったりしたら、かなり気まずい。



「行くよ!」



「うん…」






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