私は年下彼氏のヒモウーマン『完』
私はクマちゃんに黙ってついていった。
エレベーターに乗るとクマちゃんは、5階を押した。

「5階?」

「そうだよ。501だよ。」


それを聞くと私は大丈夫、大丈夫、元彼は3階だったし、会わない、会わない、大丈夫、大丈夫なはず……
自分の心の中で整理した。



振ったのは私、しばらくしつこかったけど、もう新しい彼女いるよね?
むしろそう願いたい。



だって、元彼は完全なストーカーだったんだ。



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