私は年下彼氏のヒモウーマン『完』

第4節 1人?2人?

レースのカーテンが窓から入る心地よい風で、ヒラヒラと揺れる。
私はそこからコーヒーカップを左手に持ち、外の景色を眺める。

ちょっと遠くに見える公園の緑と青い空のコントラストに癒される。


1人の時間……


クマちゃんはすでに仕事へ行った。
初めての「行ってらっしゃい」だった。



なぜ私は今、ホッとしてるんだろう?
コーヒーってこんな美味しかったっけ?



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