私は年下彼氏のヒモウーマン『完』
私はハッとした。

私は自分を見失っていた。
私は全てクマちゃんの言うなりになっていた。
私は時間の流れに身を任せていただけだった。


ダメだーこれじゃいけない。

私は慌てて窓を閉めた。


1人になろう。事故に合う前の私に戻らなきゃいけない。


私はなぜか急に荷物をまとめ始めた……



そして『ごめんなさい。お世話になりました。』
私は書き置きをして、飛び出すようにマンションを出た。







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