私は年下彼氏のヒモウーマン『完』
「舞香、ずっと言おうか迷ってたんだけど、俺のこと覚えてない?」


「え?」


「俺はずっとずっと前から、舞香のこと知ってたんだ。」



「は?どういうこと?」
私はびっくりして目を丸くした。



「俺と舞香はずっと昔からの知り合いだったんだ、本当は……」



「えぇー?!」




『石井駿真』、私は何度も何度も名前を言いながら、記憶を辿る……




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