闇夜に消えて

今、流星に何をいえばいいかな?


何をしてあげらればいいかな?


分からないけど、お母さんの代わりにはなれないだろうか。


辛い時助け合えて。


嬉しい時に分かち合える。


そんな相手、今まで私たちにはいなくて、でも必要で。


このままだと壊れてしまうから、私たちの心の叫びが、私たちを引き合わせたんだ。


私は流星をおもいっきり抱きしめた。


「もう頑張らなくていいんだよ」


そう言うと、流星は大声で泣き出した。


辛い時は、助け合おう。


だって、そのために私達は出会ったんだと思うから。


「流星」


「ん?」


「星月夜ってしってる?」
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