守りたい ただあなただけを
第22章 そしてソプラノへ  リューマ


第22章 そしてソプラノへ  リューマ



********************************************


「・・峰打ちだから安心してかかってこい。」


刀を突きつけた先、アルト自衛部隊の連中が一歩二歩と後ずさりする。


「やはりそなたは強いな。」


「そういうエイダも、丸太を持ったゴリラみたいだぞ・・痛っ!」


冗談のつもりだったが頭をはたかれる。


「私も一応女だ。そのように接しろ。」


キッカワがイズミに付きっきりになってくれた事で、

守から攻に専念できるようになったエイダは心強かった。


追ってくる自衛部隊の連中を二人でぶっ倒しながら、アルトの街を逃げ回る。


< 322 / 431 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop