ただ君を愛してる
君愛

家族

そして、また月日がたった。



街にクリスマスソングが流れる。


「もう、クリスマスなんだねえ…。」



「早いよねえ…受験もあるし…。」


そう、あたしたちには〝受験〟というものがあった。


あたしは特別に頭が悪い…

受験生にはクリスマスはないんだ…!←泣


「クリスマス、4人で一緒にパーティしようね!」



な、なんと…、行ってる途中に…。



「あーっ!じゃあプレゼント買わなきゃね!一緒に買いに行こうね~!」


ともうハイテンションの桜…。


花「…うん!」


裏切るわけには行かないしね・・・^^



あたしと桜は雑貨屋に行った。


「あたし、香水あげよっかなあ?」


「んーっ。あたしどーしよっかな…。」





と、毛糸の帽子をとる。



この頃龍生、髪伸びたしいっかな…。



龍生は、あれから手術をした。



ツラいけど、リハビリもしてやっと



松葉杖なしでも歩けるようになった。



途中で涙することあったけど、


龍生の頑張りがここまでこれた。



本当に頑張ったと思う。



「あたしこれにしよ♪」

と桜はくまのペアキーホルダーを手に取っていた。


「あ、かわい~♪ペア?」



桜と翔太はラブラブだ♪


ずっと続いてほしい…。

だけど…


何かまだモヤモヤが残ってる気がする。
< 20 / 21 >

この作品をシェア

pagetop