君の声を聞かせて
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私は屋上の手すりにて腕をかける。で、先輩は横で手すりにもたれている。なんかお決まりの体制になってきた。
「あ、もーすぐ体育祭じゃん。」
「そういえばそんな時期ですね。」
先輩と私は言葉では言い表せないような関係。
恋人でもなければ、友達でもない。
私もなんなのか分からない。だけど、先輩の前だと素直になれて、落ち着く。
先輩も私と同じ気持ちでいて欲しい…と思っている自分もいる。