あの日のメロディー
「遅れて悪、、紅葉!?」
音楽室のドアを開けると目の前には倒れている紅葉の姿があった。

「おい!紅葉大丈夫か?紅葉!?」

「紅葉?紅葉?完全に意識無くなったみたいだな。とりあえず保健室行ってくる」

紅葉をお姫様抱っこスタイルで持ち上げる。

「あ、わ、わたしも!」

「じゃあ、今藤さんは紅葉のカバン持ってきて。」
俺はそう言って音楽室を飛び出した。

「う、うん!」
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