好きって言わなきゃヤダ。【完】
「ねえねえ五十鈴っ。告白どうなったんだろうね?」




他人の告白現場見るのなんて初めてだから、


ちょっとドキドキしちゃったよっ!




すると五十鈴は少し驚いた様子でアタシへ視線を向けた。




「えっ。乙羽、知らないの?」





「知らない?何を?」




もしかして今の子達って、五十鈴の友達だった?




「…あー、そっか。乙羽は他人に興味関心なかったよね。」




ちょっ、失礼な…!


別にアタシだって他人に興味くらい…。




「さっきの女の子、振られるよ。」




< 17 / 405 >

この作品をシェア

pagetop