好きって言わなきゃヤダ。【完】
いまだ茫然とした様子の瑠衣君へ


マフラーを巻き直してあげ、袋をもらう。




「家まで送ってくれてありがとね!また明日ねっ。」




アタシは笑顔で手を振ると、


そのまま瑠衣君を残しこの場を立ち去ったのだった。







…瑠衣君、覚悟してね。




気持ちを伝えたアタシに


もう怖いものなんてないんだからっ。




大好きだよ、瑠衣君。




< 290 / 405 >

この作品をシェア

pagetop