好きって言わなきゃヤダ。【完】

素直と不器用

♡♡♡




「えっ!瑠衣君、学校にいるの!?」




翌日のお昼休み、1組の教室へ遊びに行くと、


アタシは堪らず大きな声をあげていた。




「うん、熱は下がったって言ってたんだけど…。結局1限目で熱がまた上がっちゃったみたいで、いま保健室で休んでるよ。」




苦笑いな様子で話す理仁君に驚きを隠せない。




てっきり今日も休んでるのかと思ってた…。




だって、昨日すっごく体調悪そうだったし…


やっぱり、外で瑠衣君を引き止めちゃったのが原因かな…。




「アタシ、保健室に様子見に行ってくる!」




「うん、分かったよ。僕も先生の用事が済んだら、保健室行くね。」




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