きみと1番目の恋

翼「もちろん、好きな人に
選ばれる事もなくてさ...
初めてだったんだ。
今の彼が私を選んでくれた
初めての人だった。
...嬉しかった。私の事を
選んでくれる人がいるんだって
すごく...嬉しかった。」

出会ったあの日を思い出して
顔が綻んでさっきの
エレベーターでの出来事を
思い出して頬が赤くなる。

いい歳して恥ずかしい。
思い出すだけで
頬を赤らめてしまうなんて。

翼「単純な奴だなーって思った?」

郁人「うん、思った。」

翼「もう少しオブラートに包もうよ。」
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