私は、大好きな幼馴染に嫌われている
悠斗の本音
「ん……」
ふぁー、と私は欠伸をする。
私は、ふと目についた時計を見る。
時計の針は、6時30分、と指していた。
今日は早く起きれた。
だから、ゆっくりと準備をして家を出る。
「いってきまーす」
後ろから、お母さんの行ってらっしゃい、という言葉が聞こえてくる。
ガチャ、とドアを開けた瞬間、
「あ……」
私の目の前には、幼馴染が現れた。
私はいつも、こんなに早く起きないから、幼馴染の悠斗と会うことはほとんどない。
でも、今日は早く起きたから……
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