私は、大好きな幼馴染に嫌われている
すごく癒される。
「あ、分かった、じゃあ、もう少し話す?」
私は優真くんにそう言う。
すると、優真くんは、私の方を向いて、ニコッと笑った。
「なあ、お前らさ」
悠斗は声を発する。
……やば
このやり取り、悠斗に見られてたんだ……
悠斗に私と優真くんのこと勘違いしてほしくないな……
でも、
「お前ら……、やっぱいいや。じゃあな」
悠斗は、優真くんの方を向いて、そう言った。
……。
「ねえ佳奈ちゃん、佳奈ちゃんと悠斗って……?」
優真くんは、私と悠斗が幼馴染って知っているはず……
「一応、幼馴染……?かな……。」
私が、少し下を向いて、悲しそうにしているのが分かったのか……
「今日はもう帰ろっか。佳奈ちゃん、ゆっくり休んでね」
そう言って、優真くんは笑った。
それにつられて私も笑う。
「うん!ありがとう。じゃあまた明日ー」
私と優真くんは、そう言って別れた。
