テレビの感想文
出所したばかりで、橋田に頼るしかなかったというのもあるけど、それでもよく隣にいて耐えられるよなぁ。いつ自分に触ろうとしてくるかわからないのに。

ドラマではなく、テレビで本物のホステスの女性を見たことがあるんですけど、触ろうとしてきたお客さんの男性の手をつかんで、自分のひざの上に乗せる。こうすることで、もう触らせないようにする、という接客。お客さんからしてみれば、自分の手をぎゅっとされてるわけで、嫌な気はしない。

実際のホステスの方も大変なんだろうな。橋田みたいな、お客さん以上になろうとしてくる人が来てしまうと。

橋田、神代と手を組んで、金沢に医大を誘致して、予備校生を送り込もうとしていた。つまり、お金儲けをしようとしていて。

そのときの会話。場所は、神代の社長室。
橋田「ほかの企業がバッタバッタと倒れていく中で、我々だけが生き残る。いいシナリオだなぁ」

神代「しかし、どれだけ時代が変わっても、人が金(かね)で動く。それだけは変わらない」

悪いなー。でも、言い得て妙だと思うこのセリフ。
現代版「黄金色(こがねいろ)のお菓子で……」「お代官、おぬしも悪(わる)よのう」みたいなやりとり。
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