テレビの感想文

好美ちゃんの母親、達代さんは、なぜ好美ちゃんといっしょに逃げようとしなかったのか。
まず、この人は家族から自己肯定感が低くなる「呪い」をかけられていた。

さらに、結婚したあとは、働いたこともなく、経済的に夫に頼るしかない、一人では生きていけない、と夫の学からも「呪い」をかけられ続けた。

マンション住民たちが何度も家に来て、イライラした学は、達代に暴力を。そのとき、好美ちゃんが立ちはだかり、かばおうとした。

達代さん、もう精神的に限界だったんでしょう。好美ちゃんと自宅のベランダから２人で飛び降りようとした。
それに気づいたチカラ、マンションにいる灯に連絡。灯はベランダから２人を止めようとする。

管理人の星さんとチカラ、木次家のドアを開け、灯もいっしょに３人でベランダに急行。死ぬこと以外にもう、できることはないと思っている達代さんを、３人で説得。

星さんの、子どもを殺された過去が、親子で死のうとするほど思いつめた達代さんを止めるっていう、そこにつながるとは。
どんな状況であっても、人が人を殺すことは絶対にあってはならない。