テレビの感想文
3人で中越家を出ていく。
学、達代さんが自分のところに戻ってくると思い、チカラに対し、自分が勝ったかのような態度をとる。

でも、家に帰った達代さんと好美ちゃんは、荷物をまとめていた。
「人生を良くするのは、自分しかいないって。私は、好美がなにも恐れずに、のびのび好きな絵を描いていける、そんな未来をつくってやりたいんです」

出ていこうとする達代の腕をつかんだ学。
すると、
「その汚い手をはなせクソ野郎ー!」
達代さん、初めて夫に抵抗した。

家を出て、それでも追いかけようとする学。
廊下には、清江さんと託也くん、マリアさん、頼子さん、管理人の星さん、上条くん、マンションの住民たちが壁になり、達代さんと好美ちゃんを守っていた。

このとき、マンション住民たちが一人ひとり、学に対して、いかに学が間違っているか、おかしいかを言っていくんだけど、その言葉をまったく聞き入れない学。

結局、学が心を入れ替えることはなかった。
鬼は鬼のままだった。
< 2,440 / 3,714 >

この作品をシェア

pagetop