テレビの感想文
ケンジがシロさんにあげたのは、わっぱのお弁当箱。ふたをあけて中を見ると、おかずがつめやすそうとデザインをほめ、「すごくいいよ、ありがと」とシロさん。

プレゼントをあげたとき、もらったものをほめて、さらに感謝の言葉を面と向かって伝える。あげた側のケンジが嬉しくて顔が明るくなっていたけど、こんな風に言われたらそりゃあ嬉しいよな。ただありがとうって言うだけじゃなくて。

シロさんって、言葉足らずでうまく伝わらなかったり、誤解されるってことがなさそうな人ですね。

でも、最終回はいままでとちょっと違って、シロさんが、自分が亡くなったあと財産をケンジ譲るために、遺言書を残そうと思っているとか、養子縁組を組もうとか、2人の老後を考え、今のうちにしておいたほうがいいことについて話すシーンが。

同性カップルだと、養子縁組という形で家族になるケースがあるそうで。このドラマで知りました。
そうだった、まだ日本では同性婚はできない。男性と女性でないと婚姻届が出せない。シロさんとケンジが「夫婦」(性格には、「夫夫」でしょうか)になりたくても、法律的にそれはできないのが現実……。

同性パートナーシップというのはあるんですけど、これは「各自治体が同性同士のカップルを婚姻に相当する関係と認め証明書を発行する制度」だそうです。婚姻に相当する関係、とは? 同じではないですよ、ってことでしょうか。法律にくわしくないので、よくわからない。
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