テレビの感想文

去年のM-1を見た方、ちょっと思いだしてみてほしい。

バッテリィズがネタを見せたあと、

審査員の若林さんは「ワクワクするバカが現れたな」、

柴田さんは「こんなクリティカルなアホ初めて」、

上戸彩さんは「癒されますねー」と言い、

それぞれ絶賛し、ほめていた。

M-1って、漫才師が審査をされる番組で、お客さんもその緊張感を感じとったり、その独特な空気がテレビの前の視聴者にも伝わってくるような番組だ。テレビのネタ見せ番組とはまったく違う。

でも、いままでファイナリストになった人の中で、あんなに絶賛された人って、あまりいない。

逆に、「ここが良くなかった」とか、「最後、盛り上がらなかった」など、審査員に批判されて、それに対して芸人さんが言った一言が結果、記憶に残るなんてことは、けっこうある。出番が終わって、舞台袖に移動する直前とかね。