テレビの感想文
そして思いだすのは、『ザ・ノンフィクション』の過去の放送回で、小堀さんがライブを何回もサボり、ついには事務所をクビになったこと。

ライブに出演するのって、実は、一部の芸人さんにとっては大変なことだ。吉本に所属している芸人は、自社の劇場があるからライブに出られるけど、そうじゃない芸人は、お金を払って場所を借りたりしないといけない。イチから、自分たちでやる必要がある。ライブに出る、お客さんにネタを見てもらうこと自体、すぐにできない人もいる。

だから、ライブに出られることって、人によってはすごく貴重で、うらやましいことでもあるはず、と、勝手にだけど、私は想像した。

吉本の芸人さんだって、勝ち抜きバトルがしょっちゅうあるし、全員が全員、舞台に立てるわけではない。

厳しいことを言うけど、緊張して、体調不良になったのは、そのサボっていた過去の経験も影響したんじゃないだろうか。




おそらく、1回戦棄権のこの結果も、小堀さんは「しょうがなかった」とか、「俺にしてはいいほう」と、良く言えばポジティブに受け止め、それ以上は悩んだりしないんだろう、と思っていた。

そして、日刊スポーツのネット記事を読んで、

Xで、「大本命の俺様が一回戦で消えるなんて予想した奴なんか一人もいないだろう。」

なんて言ったことを知り、
何度も同じことを言って、読者の方には申し訳なくなってきたのですが、また、あきれました。

「相撲に勝って勝負に負けた」と言っているけど、実際は「不戦敗」ですよね。棄権した、ということは、対戦相手の漫才コンビと戦っていない、勝負すらしていないんだし。何に「勝った」のか。
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