テレビの感想文
16歳の女の子。彼女は、生まれる前から腸の病気で、ストーマ(人工肛門)をつけている。さらに、もうひとつ難しい病気がある。

でも、自分の病気についてなど、16歳とは思えないほど大人。明るく、ハキハキと話す。

ふと、自分が腕をケガして、友人などまわりの人たちにどういうケガなのか、何度も説明してるうちに、説明するのに慣れてきて、すらすら言えるようになっていた自分を思いだしました。

私は治療が難しい病気になったことはないけど、長い期間治療をしたこともあるし、少しぐらいなら、治療する人の気持ちはわかります。伊達さんが、「すごくポジティブな子だなー」と思ったとおっしゃっていたんですけど、そうなんですよ。病気でも、人はポジティブになれます。ケアが必要でも、通院を続けていても。

彼女のあと、お母さんが出演して、娘さんのことで、これから長い人生を、病気と戦って勝つとかではなく、

「自分で選んで、自分で納得できるような生き方をしてほしいし、それに対して、サポートしていく」

と話していて、ああ……、となんて言ったらいいのかわからない気持ちに。
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